私は大田区在住で、近くには大田区の図書館の分館があります。
妻が本好きなこともあり、図書館に2週間に1回のペースで行きます。
それなりに蔵書もあり、大田区内であれば本の予約が可能で近所の分館まで持ってきてくれるため、8割方読みたいものは、図書館にお願いすれば読めるという状況で結構満足しています。
ここ 1-2 年くらいの間に、図書館で借りて読んだ書籍についての話と、自分なりの本の探し方、図書館に通って気づいたこと、注意点について記載します。
前提
前提情報として以下記載します。
どのような立場で利用しているか?
- サービス事業会社に勤める IT エンジニア である。
- フロントエンド か バックエンド でいうとバックエンド である。
- インフラか、アプリケーションかでいうと、アプリケーションエンジニア である。
- 得意な分野は特にない。
- 苦手な分野は浮かばないがたくさんある。
よく利用する図書館について
- 大田区在住のため、大田区の図書館を利用している。
- 近所には分館があり、直接行くのは分館。1
借りている本との出会い
- 本棚を眺めていて興味を持った。
- amazon で検索 図書館にあるのではで、図書館にあり、予約した。
読んだ書籍について
リンク先は、大田区の図書館の資料ページになります。
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SQLアンチパターン
あるあるのダメパターン集。不吉な匂いは感じるが、論理的に説明が出てこない時に見ると言葉にしてくれていて刺さる話が多いです。本来、購入しておいて見返すものとすべきかもしれませんが、何度か借りて見返しております。 -
データベース・リファクタリング-データベースの体質改善テクニック
データベーストリガの話が、結構たくさん出てきて、システムによっては、「トリガ禁止」とかもあるので、個人的に全く考えたことがなかった観点で語られていて興味深い内容でした。 -
入門ソーシャルデータ-ソーシャルウェブのデータマイニング 第2版
SNS、 Web スクレイピング 等 Webで集めることができるデータをどのように集めて、何に活用するかについて幅広く、薄く書かれています。python スクリプトのサンプル多く掲載されていて、python 習い立ての際に少し写経したりしました。 -
グロースハッカー-会社もサービスも劇的に成長させるものの売り方、つくり方 第2版
グロースハックってバズワードくさくて信用ならんとか思っていましたが、読んでよかったです。
システムの非機能要件で測定要件、解析要件
というものがあるとしたら、それについて書かれていると勝手に思いました。 -
ストーリーマッピングをはじめよう-あらゆる体験 UX は一本の物語
UI/UX 文脈 で サービス要件定義的なものが語られています。
最近 UI/UX 文脈 (コーダ、デザイナ、ディレクタ職の人達の文脈)があると勝手に考えていて、SIer 言葉で言うとアレだけど、UI/UX 文脈でいうとコレな言葉って言うものがあると思い始め、ストーリーマッピング も SIer 言葉でアレだと思います。
パッと思いついたのだとこれくらいでした。少なくてすみません。
自分なりの図書館の本の探し方
自分なりの図書館での本の探し方について記載します。
とりあえず検索する
以下のような手法で探しています。普通に検索しているだけです。
- 大田区立図書館 - トップページ をブックマークしておく。
- ブックマークをクリック。
- かんたん検索で、キーワードを入力。例えば
SQL
と入力。 - 検索結果の一覧に移動する。ここで並び替え
出版年の新しい順
を選択。表示変更をクリック。 - 新着順のSQL関連の書籍の一覧表示なので、新着でおもしろそうなものを選択し、予約。
RSS 配信とかしてたらうれしいのですが、大田区の図書館はRSS配信は行っていません。
他の都道府県だと、野田市立図書館はRSS配信を行っているようです。
* 野田市立図書館 新着RSS
あまり一般的ではないのかもしれませんが、配信すると使う一部の人はいそうに思います。
Chrome plugin その本、図書館にあります。
を入れて、Amazon で検索する
その本、図書館にあります。 - Chrome ウェブストア
Amazon で書籍検索時に、登録した図書館に本があるかを検索してくれます。
カーリルの API を使っているようです。
Amazon で購入するか否か迷っている時、図書館にあれば、まずそれを読んで見るのがお金もかからないので、良いかと思います。
スマートフォンに Libraroid
を入れておく
電車の中で暇な時に、検索してあったら予約までできるので、かなり便利です。
システム刷新により大田区の検索ができなくなってしまったので、問い合わせから対応依頼を送付しました。
そのうち、修正をしてくれるのではないかと期待をしています。
2週に1回は分館にいってうろうろする
本の貸し出し期間は2 週間なので、延長申請をしなければ 2 週間で返す必要があります。
その際、図書館の中を見て回ったり、予約リスエストで届いた本を受け取利をするのですが、キーワードベースの検索では見つからない本が目に止まり、借りることもあります。
これは、書店に行って平積みされている本が目に入ってくるのと同じ効果だと思います。
IT関連以外の読むものは図書館内で見つけた書籍が多いです。
図書館に通って気づいたこと
図書館に定期的に通っていて、個人的に気づいたことについて記載します。
ビジネス支援機能
区や市町村単位での取り組みになるかと思いますが、ビジネス支援に力を入れている図書館があり、その図書館では、起業向けの書籍の蔵書が多かったり、
中小企業診断士の方に相談できたりします。
大田区ですと、入新井図書館がビジネス支援の機能を持ちます。
本日から入新井図書館にビジネス支援コーナー、蒲田駅前図書館に医療・介護情報コーナー、下丸子図書館に子ども・子育て支援コーナーを設置します。専任の司書スタッフが、図書資料のご案内と調査のお手伝いをいたします。https://t.co/7pGXgo0iZT
— 大田区 (@city_ota) July 1, 2016
リサイクル図書
図書館では、定期的に蔵書の入れ替えを行っていて、廃棄対象になった書籍は、無料で貰えます。
少し古い書籍が多いですが、少し前のビジネス書等、気になるものがあるので何度か貰ったことがあります。
分館ごとにリサイクル図書コーナーを設けているケースもあれば、
リサイクル図書市を開いて、定期的に放出するケースがあります。
リファレンスサービス
図書館司書に、調べ物を手伝ってもらえるサービスです。
個人的に利用したことはありませんが、深く掘り下げて調べる場合に、個人の認知バイアスから離れて第三者視点が注入できるのは良いのかと思います。
また、過去のレファレンスの結果は、レファレンス協同データベース にまとまっており、見ていると興味深いです。
書籍の期限延長は、Webシステム上でできる
基本的に、書籍の貸し出し期限は2週間ですが、書籍の予約をした人がいなければ期限の延長ができます。
2週間で読めなかった場合も、Webシステムから延長申請をすれば、2週間期限を延長することができます。
区外の図書館へのリクエスト
図書館の窓口のみですが、区内に書籍がない場合も、区外から取り寄せで対応してくれる場合があります。
区によってはWebシステムから予約できるケースがあるとも聞くので、このサービスがWeb対応してくれると非常にありがたいです。
注意点
図書館利用時の注意点の記載になります。
借りた本の雨濡れ対策は必要
図書館によっては、書籍のカバーがついていてあまり心配ないのかもしれませんが、特にカバーなしのケースもあります。
勿論、濡れないようにしておくのですが、返却期限日が台風の日等、雨がすごい日の場合があります。
一度、書籍を返却に行く際、書籍を入れていたバックに浸水して、借りた本が濡れてしまったことがありました。
司書さんに状況を話すと、あまりに水濡れが酷いケースは、買い取りになりますので、ご注意ください
と言われました。
勿論、バックがなくても、書籍を借りることはできますが、
水濡れリスクが高まるので、書籍を入れるバックは持って行くべきです。
しおりに使うもの
図書館の本に、しおりを挟めたまま返却してしまう場合があります。
レシート等を挟めておいた場合、図書館の人が気にせず捨ててくれたりしますが、名刺や、しっかりしたしおりの場合、気を使ってくれて、次回図書館を訪れた際に、返してくれます。
結構これは恥ずかしいので、返す時にしおりを挟めていないか確認する、レシート等をしおりとして使うようにしたほうがいいです。1
たくさん借りすぎない
借りて読まないが往々にして発生します。
同時に 10 冊以上は借りれますが、2 週間の期限内で読める本は個人的に2-3冊程度なので、その範囲内で借りるようにしています。
書いていて思ったこと
記事をまとめていて、思ったことを記載します。
立場上、図書館で満足できるレベルなのかもしれない。
ある分野に突っ込んだ内容を記載している本は、図書館にはないことがあります。
特定ジャンルと本気で調べると満足いかないことがあるかもしれません。
入門書は基本的にはあるので、広く、ある程度深く追いかけたいジャンルがある場合、図書館は有用に思います。
本にお金は払うべき。
本当に必要な本はお金を払って買いたい
と私の奥さんは言う事があります。
これはその通りで、本当に必要だと思ったものは、購入したいと思います。
以上です。
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