Google Data Portal を 久しぶりに使ったところ、コミニティの可視化とコンポーネント
という機能が増えており、気になって少し触ってみました。
触ってみた結果を記載します。
Data Studio Community Visualizations とは何か?
一言でいうと、グラフを自作できる機能です。Data Portal Connect to Dataという機能は既に存在しますが、こちらは、接続先データソース のコネクタを作成する機能で、それに対して可視化方法を自作する機能になります。
現状は、ベータ版(開発版)ですが、既にいくつか グラフが公開されておりそれらを使うことができます。
以下、Data Portal の Community Visualizations ヘルプページのリンクです。
コミュニティ由来ビジュアル表示(デベロッパー プレビュー) - データポータルのヘルプ
旧名称である Data Studio と、新しい名称である Data Portal が入り混じっていてややこしいですが、公式ドキュメントの合わせてこの記事上もいりまじります。
Treemap の使い方
1. グラフの種類
公開されているグラフは以下の6つです。
この中に、Treemap があり、Google Search Console のデータを上手いこと描画できそうでしたので、これを使って見ようかと思います。
2. 新規 データポータル の レポートを作成、データソースを選択する。
新規 データポータル の レポートを作成し、データソースを選択します。
3. データソースを選択として、Search Console を選択する。
データソースとして、Search Console を選択します。
4. 対象のサイトの、 URL のインプレッションの表を選択する。
対象のサイトの、 URL のインプレッションの表を選択します。
5. コミニティの可視化とコンポーネント
をクリック、コンポーネント ID を入力する。
gs://public-community-viz-showcase-reports/treemap
を コンポーネント ID として入力します。
入力後、ビジュアル表示が無効になっている旨のメッセージが表示されます。これを有効にします。
6. コミニティ由来ビジュアル表示のアクセスをオンにする。
対象のグラフを選択し、データソースの編集ボタンをクリックすると以下の表示になります。
コミニティ由来ビジュアル表示のアクセス
を選択して、これを オンにして、完了をクリックします。
7. Treemap の ディメンションの選択
Query
と Landing Page
をディメンションとして選択すると以下のような表示になります。
スタイル
で、Show Level 1 labels?
を選択すると以下のような表示になります。
ラベルの大きさに対して、Treemap が小さい感じの表示になり、よく見えませんがこれはこれでいい感じに思います。
参考
以下、参考にした情報になります。
* 意外と簡単!Google Data Studio のコネクタの作り方(Qiitaのデータを表示する) - Qiita
Treemap に関してはですが、結構固まる、且つ、まだレイアウトがいい感じで表示できません。
ただ、描画方法が変わると同じデータを見ていても気づく観点が違う。ということもありバリエーションが増えるのは良いことかと思います。
自分で作るまでは個人的に到達できないですが、これからも定期的にウォッチングをかけようかと思います。
追記 標準のグラフとして使用できるようになった
2019 年 7 月 18 日 のリリースで標準のグラフとしてツリーマップが使用できるようになりました。
表示の具合は、Community Visualizations とは異なりますが、ディメンションの数が3つ以上指定でき、且つ、Community Visualizations よりもパフォーマンスが良いように思いました。
ツリーマップ リファレンス - データポータルのヘルプ
今後も、Community Visualizations から格上げでグラフが追加されていくのかもしれません。
以上です。
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