1 次元データの特徴を知るために、平均値 等 の代表値、基本統計量を用います。
Excel の場合、分析ツールで一撃で 基本統計量を計算できるのですが、Google スプレッドシート だと 分析ツールの基本統計量に相当する機能がないため、毎回数式を入力していました。
今後もそれなりの頻度で登場しそうですので、個人的に使用することが多い数式 をまとめます。
計算する統計量について
以下の方針で計算する統計量はまとめました。
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Excel の 分析ツールの出力に含まれる統計量は出力する。
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仕事上、四分位点と、80パーセント点は知りたいことが多いので、それも加える。
出力する 基本統計量 の数式
統計量 | 数式 | ドキュメントへのリンク |
---|---|---|
平均 | AVERAGEA | AVERAGE - ドキュメント エディタ ヘルプ |
中央値 | MEDIAN | MEDIAN - ドキュメント エディタ ヘルプ |
最頻値 | MODE | MODE - ドキュメント エディタ ヘルプ |
標準偏差 | STDEV | STDEV - ドキュメント エディタ ヘルプ |
分散 | VAR | VAR - ドキュメント エディタ ヘルプ |
尖度 | KURT | KURT - ドキュメント エディタ ヘルプ |
歪度 | SKEW | SKEW - ドキュメント エディタ ヘルプ |
範囲 | MAX - MIN | 対応する数式は、Google スプレッドシート にはないので、最大値 - 最小値 で表現する |
最小 | MIN | MIN - ドキュメント エディタ ヘルプ |
最大 | MAX | MAX - ドキュメント エディタ ヘルプ |
合計 | SUM | SUM - ドキュメント エディタ ヘルプ |
標本数 | COUNTIF | COUNTIF - ドキュメント エディタ ヘルプ |
第一四分位数 | QUARTILE | 引数 1 を指定 QUARTILE - ドキュメント エディタ ヘルプ |
第三四分位数 | QUARTILE | 引数 3 を指定 QUARTILE - ドキュメント エディタ ヘルプ |
80%点 | PERCENTILE | 引数 0.8 を指定 PERCENTILE - ドキュメント エディタ ヘルプ |
2次元データ向けで1次元データでは結果が上手く出力できない数式
以下、分析ツールでは 出力されているように見えますが、Google スプレッドシート の数式は2次元データ向けで上手く計算できなかった統計量です。
統計量 | 数式 | ドキュメントへのリンク |
---|---|---|
標準誤差 | STEYX | STEYX - ドキュメント エディタ ヘルプ |
参考
以下、記事作成時に参考にしました。
以上です。
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