Saas SREのチーム、組織の体制についてに調べています。
参考文献を読んで、動画を見ていて重要だと思ったことを自分の備考録として記載します。
参考文献
SREのチーム、組織についての説明が記載されているものだと以下のような文書を見つけました。
- 開発チームとともに歩むSREチームが成し遂げたいこと | メルカリエンジニアリング
- メルペイSREチームのこれまでとこれから | メルカリエンジニアリング
- エウレカ SREチームの2021年までの取り組みとこれから | Eureka Engineer Telegraph
- DevOps文化の組織にSRE活動を導入した話 - 好奇心の足跡
- SREチームを立ち上げた話とSREでやってきたことについて | 猫とポン酒と組織論。
- はてな「Mackerel」のSREに学ぶ、開発パフォーマンスと信頼性のベストバランスとは?【デブサミ2021夏】 (1/2):CodeZine(コードジン)
- ペパボのSREについて
- DX で目指す開発と運用
- SREの民主化とクラウド移行 - エムスリーテックブログ
参考になった動画/勉強会
Infra Study 2nd #7「SREと組織」 - YouTube
が個人的に良いタイミングで開催されて、参考になったので、過去のSRE関連の動画を確認してみました。
理論と実践からSREを再考する
も組織の話があり参考になりました。
重要に思ったこと
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前提:SREチームの最適な構成は状況に応じて異なる。
https://speakerdeck.com/masayoshi/developers-summit-2021-summer?slide=16
確かに他社の状況は参考にはなるけれど、全く同じものを持ち込むことはできず試行錯誤にはなりそうです。 -
チームの成り立ちは、主に3パターン
- インフラチームを母体にして、ソフトウェアエンジニアを追加したケース
- 新たに新設するケース
- サービス付の運用担当者が母体になるケース
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外部から学ぶ
2021年なので、ノウハウを持っている人も多くいます。 自社で試行錯誤ではなく勝ちパターンを知っている人材を採用したり、コンサルティング等で協力を仰いでも良さそうに思いました。 -
チーム立ち上げを行う人間の熱量
当たり前ですが、 チームを何らかの形で作ろうとする人間の熱量がないと、上手くいかないだろうなと思いました。
Infra Study の動画を見た感想
組織、チームに関する知見を得たくてみていたのですが、それ以外のところが刺さったりもしたので、別でまとめておきます。
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ヒロイズムを取り除く
SRE Gaps「理論と実践からSREを再考する」 - YouTube の基調講演で説明されていました。
Hope is not a storategy
も併記されていて、どちらもパワーワードと思いました。
以下、英語記事ですが、SREにおける希望に関する記事で参考になりました。
Hope Is Not a Strategy. This is the first of a series of… | by Stephen Thorne | Medium -
SLOを定義する前に、あらゆる指標となり得る値を記録する必要がある
これは感覚的にですが、こうなるのはなんとなくわかります。
SLOはトップダウンで、狙って決めるという、測定されている指標から見つけ出すというのが個人的にはやりやすそうに思いました。 -
組織は話さないのくだりの話に共感した
Takeshi Kondo
さんのImplementing Site Reliability Engineering in your organization - Speaker Deck というスライドで紹介された組織は話さないですよ|qsona|note というNotesの記事が紹介されていて、刺さりました。 -
会議の準備のテンプレートがやばい
SRE Practices in Organizations - Speaker Deck の文字コピって使いたいと思いました。
正直ここまでやるかと思いましたが、リモートワーク下ではより重要になっていて、やったほうが良いということは実感としてあります。
以上です。
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